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ビートたけしも出演 シリーズ最終章『龍が如く6 命の詩。』完成披露会レポート

スピンオフを含めると毎年1本のペースで新作を発表してきたセガゲームスの人気アクションアドベンチャーゲームシリーズ『龍が如く』もいよいよ最終章に突入。最新作『龍が如く6 命の詩。』が発売中だ。12月7日(水)に歌舞伎町でこのゲームの完成披露会が行われているので、その模様について軽くレポートする。

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毎回声のゲストが豪華なことで知られる本作だが、この最新作にはなんとビートたけしが登場する。名越総監督がたけしと飲んでいるときに誘ったそうで、たけしは「ゲームは全然しないけど、こんなに高い酒を飲ませてくれるなんて、ゲーム業界は金を持ってるな。出させてもらおう」と快諾したとのこと。これは冗談ではなく、実話だと名越総監督は言う。

たけしは「ただ声で喋っているだけでいいんだから、あとは勝手にアクション作ってくれるからすごく楽でした。アクションすごいよね。よく作ったね。これは究極のゲームだよね。自慢じゃないけど俺は史上最悪のクソゲー作ってるんだから。究極と究極だよね」とコメントしていた。

登壇ゲストは、ビートたけし、名越稔洋総監督の他に、主演の黒田崇矢はじめ、藤原竜也、小栗旬、真木よう子、宮迫博之、大森南朋。司会はガダルカナル・タカと中嶋美和子だった。

この中で、小栗旬のコメントがなかなか良かったので取り上げさせてもらう。ゲストでただ一人ゲームを全作プレイしてきた根っからの『龍が如く』ファンだったのは小栗旬だけだった。「ずっと前からこのゲームに出たいと思っていました」、「メインストーリーもいいけど、ミニゲームがよくできていて、寄り道ばかりしてしまう」とファンなら思わずうなずいてしまう発言が共感を呼んだ。もちろん最終章もプレイすることを約束。「桐生一馬になって自分をぶっ倒すのが楽しみ」というコメントが最高に良かった。たけしも言っていたが、自分の顔がCGのキャラクターになってゲーム画面で動いているのは、なんとも不思議な気分だというが、自分で自分の顔をしたキャラを倒せるなんて、こんなに楽しいことはないだろう。

今作では山下達郎が主題歌を歌っていることも話題になっている。PS4用ソフト『龍が如く6 命の詩。』は現在好評発売中。

2016年12月17日 15時57分

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