ファミリーマートなどで利用可能な「PayPay」で支払った金額の20%が戻ってくる
11月22日にベルサール渋谷ガーデンにて、PayPayとファミリーマートのキャンペーン記者発表会が行われ、PayPayのCMに出演している宮川大輔が登壇した。
PayPayとは、「バーコード決済」の市場に新たに参入した会社で、ソフトバンクとヤフーが50%ずつ出資している。決済の技術はインドの決済最大手Paytmから技術提供を受けている。
これまでバーコード決済といえば日本では楽天PayやLINE Payがローソンなどで使えた程度で、まだまだ普及していないのが現状であった。そこにPayPayが参入し、12月から全国のファミリーマートでも利用が可能になる。ファミリーマートでは、店頭にPayPayのブースを設置して大々的に販促していくという。
今年の12月4日から来年の3月末まで、「100億円あげちゃうキャンペーン」を展開することも発表された。その内容とは、支払った金額の20%が戻ってくるというもの。さらに、40回に1回の確率で支払った金額の全額(上限あり)が戻ってくる。つまり10万円の商品を買うと2万円が戻ってくるが、運が良ければ10万円全額が戻ってくるというわけだ。Yahoo!プレミアム会員であれば20回に1回、さらにソフトバンクのID連携をしていれば10回に1回の確率で全額が戻ってくるという。
PayPayの中山一郎社長は、このキャンペーンで利用者数と加盟店数で共にシェア1位になることを目標としている。
宮川はこのキャンペーンについて「社長、20%ってバカじゃないですか」とその破格さをアピール。ゲスト登壇した藤本美貴は「主婦を代表して文句をつけようと思ったけど、文句のつけようがない。これからはPayPayと共に生きていく方法を探していく」と話していた。(文・澤田)
※本記事は掲載時点の情報です。最新のものとは異なる場合がありますので予めご了承ください。