人気番組「おかあさんといっしょ」が映画になった
9月8日(土)豊洲にて、『映画 おかあさんといっしょ はじめての大冒険』の全国公開を記念して舞台挨拶が行われ、劇場用新キャラクターの声を務めた横山だいすけ(35)、関根麻里(33)、スキッパー役の西川貴教(47)、ゲスト出演している満島真之介(29)が登壇した。
何世代もの人々に愛されて来た国民的な人気番組『おかあさんといっしょ』が、番組放送60周年を記念して、初めて映画化された。映画ではゆういちろうお兄さん、あつこお姉さん、よしお兄さん、りさお姉さんが外へ飛びだして様々なことにチャレンジしたり、「ガラピコぷ~」はアニメになって、チョロミー、ムームー、ガラピコの宇宙での大冒険が活き活きと描かれる。
映画館は暗くなく、大声を出しても問題なし。歌って踊って楽しめ、写真撮影タイムもある。子供達の映画館デビューとしてふさわしいものを目指した作品になっている。
だいすけお兄さんが「こんに〜ちは〜!」と挨拶し、会場から子供たちの「こんにちは~!」の大きな返事がかえってきて舞台挨拶はスタートした。
この日の、会場の他の誰よりも興奮している人がいた。満島真之介である。役者デビューする以前は、6年間学童保育で働いていた満島は、毎日「おかあさんといっしょ」を見ながら歌を歌っていたといい、そのとき歌のお兄さんをやっていたのがだいすけお兄さんだったということで、こうして同じ舞台に立っていることが嬉しくてたまらないという様子で、目をキラキラさせながら「嬉しくてお尻から汗かいてます」と話していた。だいすけお兄さんは「そこまで喜んでもらえるとは。せっかくだから一緒に『げんこつ山のたぬきさん』歌いませんか」と呼びかけ、映画館全員で『げんこつ山のたぬきさん』の大合唱が始まり、満島は「夢がかないました」と感無量の様子だった。
イケメンボイスで歌もうまいスキッパー役として番組でも人気がある西川は、「僕も子供の頃じゃじゃまる・ぴっころ・ぽろりのときに見ていた」といい、関根も「私もその世代」と共感、番組に出られたことを心から喜んでいた。