リーアム・ニーソンが13年ぶりに来日、花束ゲストの観月ありさを事前にチェック
3月18日(日)、六本木にて、『トレイン・ミッション』のジャパンプレミアが行われ、13年ぶりに来日したリーアム・ニーソンが登壇し、芸歴年数が同じ観月ありさから花束を受け取った。
『96時間』の絶対的アクションスター、リーアム・ニーソンとジャウマ・コレット=セラ監督が組んだ『アンノウン』、『フライト・ゲーム』、『ラン・オールナイト』に続く黄金タッグの新作。今度は通勤電車を舞台に放つサスペンス・アクションとなっている。
リーアム・ニーソンの来日は『バットマン ビギンズ』(05)以来13年ぶり。世界が誇るアクションスターの降臨に、チケットは即完売、開始前から異様な熱気と興奮が漂っていた。颯爽とリーアム・ニーソンが登場すると、会場は瞬く間に大歓声と拍手に包まれた。
日本には一昨日到着したばかりだというリーアム。「こうして再び東京に戻れたことを光栄に思います。日本の皆さんは本当に素晴らしい方々ばかりで、心の底から本作に携えたことに、そして皆さんにお会いできたことに感謝しています。日本では、本当に映画を応援したいという気持ちでお集まり頂いている感覚があり、西洋でも、あなた方の礼儀正しさやエチケットを見習うべきですね」と挨拶し歓声に応えた。
イベントには、リーアムの大ファンという女優・観月ありさが会場に駆けつけた。ロングドレスに身を包み華麗な美脚を披露した観月は、「皆さんもリーアムさんのことが大好きだと思いますが、私も大ファンで、こんなに近づいてしまってすみません」と笑顔で挨拶し、サクラの花束をプレゼントした。リーアムは日本風にお辞儀をして花束を受け取ると、「それでは二人でこれから歌わせていただきますね」とジョークを飛ばしながら「恋に落ちてしまいました」と話していた。子供の時から芸歴がある観月は、27歳から役者人生が始まったリーアムとは同期になる。リーアムは花束ゲストが観月だと聞いて事前に彼女のことをちゃんと調べていたらしく、「実は今日『伝説の少女』を拝聴していました」と明かし、「何度も何度も聴きましたよ。良い曲ですね」と笑顔で語っていた。観月は「あの曲は、14歳の時に歌ったんです。リーアムさんに聞いてもらえる日がくるなんて感激です」と赤面していた。
アクションスターとしての評価をゆるぎないものにした御歳65のリーアムは、「今後も膝が動く限り、アクションをやり続けるよ」とコメント。最後に、リーアムは「(映画の舞台が)電車ですので、ぜひ乗り心地を楽しんでください。また、チケットが必要になりますので、ぜひチケットを用意して楽しんでくださいね」と洒落た一言でイベントを締めくくっていた。
『トレイン・ミッション』は、3月30日(金)より全国公開