名作SFの30年後を描く続編『ブレードランナー 2049』ジャパンプレミアにハリソン・フォードが登場
2017年10月24日(火)、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて『ブレードランナー 2049』のジャパンプレミアが行われ、ハリソン・フォード、アナ・デ・アルマス、シルヴィア・フークス、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が登壇した。
SF映画の名作『ブレードランナー』の30年後を描いた作品。レプリカント(人造人間)を取り締まる捜査官デッカードを演じたハリソン・フォードが再びデッカード役で出演している。
ハリソンは、ジャパンプレミアで続編製作の話を聞いたときの話について、「リドリー・スコットからデッカードをもう一度演じる気はあるかと電話が来て驚いた。なぜなら彼は普段は電話をまったくかけない人だからね」と冗談混じりに語り、「シナリオを読んでみたら、素晴らしい出来だった。K(ライアン・ゴズリング)との絆もよく描かれていたからやろうと決心した」と話していた。
前作が東京の新宿をイメージしているということから、ヴィルヌーヴ監督は、「この映画の監督を引き受けたとき、最初にライアンから”新宿には行ったことはあるか?”と聞かれたんだ。もちろん僕は何度も行っているとも。前作は日本文化の影響を受けていたから、できるだけそれを受け継いだんだ。日本的なものが全編にあるから注目してみて」とコメントしていた。
最後にハリソンが「独特の世界が描かれている素晴らしい作品で、参加できたことを嬉しく思う」と語ると、戸田奈津子がそれを日本語に訳し終えるや「そう、それを僕は言いたかったんだよ」と付け加えて笑わせた。
2人の女優、アナ・デ・アルマスは、イベント中終始にこやかにファンに癒しの笑顔を送り、一方、シルヴィア・フークスはセクシーなドレスでファンの目を釘付けにし、対照的な存在であった。
『ブレードランナー 2049』は、10月27日(金)より丸の内ピカデリーほか全国ロードショー。