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音楽センス抜群の映画『ベイビー・ドライバー』アンセル・エルゴートが来日

8月19日(土)、新宿バルト9にて、『ベイビー・ドライバー』(エドガー・ライト監督)の初日舞台挨拶が行われ、主演のアンセル・エルゴート(23)が登壇した。

首がすらりと長く、長身のアンセルは、元気良くダッシュでステージに登壇。「コニチワ」「オリガットー(ありがとう)」などなんども日本語で挨拶をし、終始にこにこ笑顔でファンに手を降って応え、女性ファンたちはそんなアンセルを見て「かわいい!」とエールを送っていた。日本にはこれから東京や京都をたっぷりと満喫する予定とのことで、プライベートでの日本旅行をすごく楽しみにしている様子がうかがえた。

イギリスの鬼才エドガー・ライト監督のアメリカ進出作品で、アメリカ人のアンセルが初主演を務める。事故により耳鳴りが止まらなくなった主人公は常にiPodで音楽を聞いている。音楽を聞いているときは耳鳴りを忘れることができ、その才能を最大限発揮することができるのだ。彼の得意技はドライビング。音楽とカーチェイスという二つの要素が見事にマッチしたカーチェイス版『ラ・ラ・ランド』とも言われており、全米では大ヒットを飛ばした作品だ。

アンセルは「ジェイミー・フォックスも歌がうまいし、レッチリのフリーも出ている。それにケヴィン・スペイシーも本当はすっごく歌がうまいんだ。現場には音楽をやっている人か、もしくはクローゼットでこっそり音楽をやっていたような人たちばかりが集まっていたから、音楽のことで会話をすることも多かった。エドガー・ライト監督も音楽が大好きだから音楽好きの人たちが集まったんだと思う」と語っていた。

『ベイビー・ドライバー』は本日から公開中。

2017年8月19日 13時19分

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