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ジョニー・デップ、”通訳イジリ”で大受け

6月20日(火)、品川にて、『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』の”夏祭りプレミア”が行われ、来日したジョニー・デップ、ブレントン・スウェイツ、カヤ・スコデラリオと日本語吹き替えキャストの栗山千明、中川大志が海賊船の形をしたステージに登壇した。

トム・フォードのジャケットにハット姿で登壇したジョニー・デップは、会場に来ていた2000人のファンから大歓声で迎えられた。可能な限りファンの全員にもれなくサインをすることで知られるジョニーは、マスコミのサウンドバイツの取材もそっちのけでたっぷり1時間ファンサービスを楽しんだ。

ジョニーは、ステージに登壇すると、やおら「・・・コニチワ・・・」と挨拶。「他に知ってる日本語はないけど、意味はわからないけど言ってみたんだ」というと、これがファンに大受け。気を良くしたジョニーは、その後もスピーチ中、何度も「・・・コニチワ・・・」を随所に入れて笑わせた。

その後もジョニーは、「これは低予算のインディペンデント映画で、全然売れてないんだ」とでたらめを言ったり、「もうスパロウは引退する。これからはみんなが代わりにジャック・スパロウを演じてくれ。ジャック・スパロウが100人くらい出て来たら面白いと思うな」とコメントしたり、中川大志が「大好きな『パイレーツ・オブ・カリビアン』に声優として出演させてもらえて、夢みたいです」というと、「これはすべて夢だよ」と言うなど、まともなことは言わず、わざとふざけてコメディアンに徹した。

通訳の人がジョニーの挨拶を日本語に訳している間も、ジョニーはマイクをさかさに持って日本語を口パクでぺらぺらしゃべっているふりをしてみせたり、通訳に突然ハグしたり、やんちゃにマイクを床にポイっと投げ捨てて通訳に拾わせたり、”通訳イジリ”をして笑いを取っていた。

また、ジョニーは「ジャック・スパロウは、いろいろな具材を混ぜ合わせたスープみたいなものなんだ。あとは観客が作り上げてくれる。ジャックがおバカなことをしでかすと、皆が笑ってくれる。皆が楽しんでくれるからこの役は出来上がっていくんだ」とコメント。「以前は役作りのためにラム酒を飲んでいたけど、今はラム酒を飲んでいるよ」というと、ジャック・スパロウ風のまるで酔っているかのような動きを披露してみせる一幕もあった。

全世界総興行収入43億ドルを超えるアクションエンタテインメントシリーズの最新作『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』は、先月の全米公開では初登場ナンバー1、中国では公開3日間の興行収入が国内歴代3位を記録、ロシアは週末興行成績歴代1位を記録するなど、すでに世界中で大ヒットを飛ばしているが、日本ではいよいよ7月1日(土)から公開される。

2017年6月21日 00時33分

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