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ネタバレ禁止『スプリット』ジェームズ・マカヴォイが9年ぶりに来日

4月25日(火)、『スプリット』のトークイベントがTOHOシネマズ六本木で行われ、M.ナイト・シャマラン監督と主演のジェームズ・マカヴォイがQ&Aに応じた。マカヴォイが来日したのは『ウォンテッド』以来9年ぶり。

いつも最後にあっと驚く展開が待っていることで有名なシャマラン監督だが、本作でもそのスタイルにブレはない。そのため、この日のトークイベントは一切口外禁止というルール付きで行われた。その代わり、「内緒だけど、ここでだけ話せる秘密」もたくさん飛び出し、じゃんじゃんネタバレOKだった。マカヴォイの来日が9年ぶりということもあって、トークイベントはまるでファンミーティングの様相を呈し、すごい盛り上がりであった。

口外禁止のイベントということで、トークの内容はさすがにここで書けるようなことではないのだが、唯一書いても問題はないだろうと思えるのが、マカヴォイの誕生日のこと。4月21日が誕生日だったということで、会場のファンたちが一斉に「ハッピーバースデー」と言って祝福する場面もあった。これは事前に打ち合わせたことではなく、トークイベントの成り行きと司会の機転でそうなったもの。別にプレゼントが用意されていたわけではないが、マカヴォイもまさかといった感じの表情でかなり喜んでいた。

で、マカヴォイは誕生日にいったい何をしていたのかというと、「今までの人生で最もクレイジーな体験をしていたよ。ロボットレストラン(新宿)に行ったんだ。本当にクレイジーなところだった。でも来てた人のほとんどが西洋人だったんだ。後ろの人にここは西洋人のための場所なのかって聞いてみたら、日本人は皆来たことがあるからもう来る必要がないんだって。やっぱり日本人好きだよ」とマカヴォイ。さらに「日本人はすごくオシャレだよね。街中に行ってもすごくオシャレな人たちばかりで、一人だけそうじゃない人がいたんだけど、残念ながらその一人が西洋人だった。日本人のオシャレさには感心したよ」ともコメントしており、日本を満喫した様子だ。

マカヴォイは結構長々と話すタイプで、たくさん喋ったあとで通訳に「グッドラック」と言って笑わせる一面もあった。通訳が見事に日本語に訳してペラペラと喋っているのを見て、通訳のひたいの汗を拭ったり、肩をもんだりしておどけていた。(取材・澤田英繁)

『スプリット』は5月12日から全国ロードショー

2017年4月25日 23時40分

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