『3月のライオン』初日 神木隆之介の家は結露状態?
六本木にて、将棋界について描いた映画『3月のライオン』前編の初日舞台挨拶が、3月18日(土)に行われ、主人公・桐山零役の神木隆之介をはじめ、有村架純、染谷将太、倉科カナ、清原果耶、佐々木蔵之介、豊川悦司、前田吟、板谷由夏、中村倫也、新津ちせ、監督の大友啓史が登壇した。
日本映画の歴代興行成績トップ5のうち、実に4作品も出演している実力派・神木隆之介。豊川悦司に「昔『妖怪大戦争』で戦ったことがある。あの当時は天才子役俳優って言われたけど、今では子役が取れて天才俳優になった」と称えられながらも、いえいえそんなと首を振り、謙遜していた神木。イベント中に行われた玉入れ大会では、みんながオーバースローで投げる中、一人だけアンダースローで投げ、ただならぬスター性を見せつけ、今や映画界で誰よりも注目される逸材となったが、この日の舞台挨拶では、そんな神木の日常風景が垣間見られるコメントを聞くことができた。
中村倫也は、撮影中、あるとき神木と漫画クイズをやることになった。漫画の一コマを見せて、次に出てくるコマのセリフを当てるというものだ。中村はほんの軽い気持ちで始めてみたつもりだったが、30分経っても神木は飽きず、目を輝かせながら「次の問題は?」と何度も何度も問題をせがんだという。中村はそんな神木のことがまるでおもちゃをもらってはしゃぐ子供のように見えたとのことだ。そもそも『3月のライオン』も漫画が原作だが、神木は毎日時間があれば漫画を読んでいるほどで、「漫画は本当に大好き。いつもカバンの中に必ずある」と語るほど。なんと、風呂に入っているときも漫画を読んでいるというのだ。そこで中村は「お風呂で読んでたら漫画本しわしわにならない?」とみんなが気になる質問をしてくれた。神木はジェスチャーを交え「大丈夫。扉を開けて入ってるから湯気は外に出て行くから」と臨場感たっぷりに回答していた。今日も神木家の風呂周りは結露しているかもしれない。
映画『3月のライオン』は前後編2部作となっており、前編が現在全国公開中。後編は4月22日から公開される。