『ひるね姫』高畑充希が「ドMなのかな」と自己分析
2月27日(月)、丸の内ピカデリーでアニメ映画『ひるね姫~知らないワタシの物語~』の完成披露試写会が行われ、声の出演を務めた高畑充希、満島真之介、江口洋介、古田新太、前野朋哉、高橋英樹、監督の神山健治が登壇した。
『東のエデン』、『攻殻機動隊S.A.C.』を手がけた神山監督の最新作で、神山監督としては初のオリジナルストーリー作品になる。2020年の岡山県を舞台に、昼寝ばかりする女子高生・森川ココネ(高畑充希)の物語を描く。
高畑は、「岡山弁もとても難しかったです。映画だと江口さんは父親役ですが、実はお会いしたのも今日が初めてで」と明かし、「相手を見ないで想像で演技する声優って大変な仕事ですね」と振り返り、一人で演技することの難しさを力説したが、満島から「高畑さんは、実は声を入れるとき僕と一緒にいたんですよ。僕いなかったことになってて寂しいです」と指摘されて平謝りしていた。
一方、古田は、「声優の仕事は何度もしているからちょちょいのちょいでした」と余裕の表情。高橋は「アニメの声優の仕事は今回ので3回目ですが、以前は怪物と馬でしたので、やっと人間の役を演じることができました」とコメントして笑いを誘った。前野は「自分とは正反対の役。ドスをきかせて演技しているから自分じゃないみたいです」とアピールしていた。
後半では、昼寝にちなんで、最近見た夢の夢診断を心理コンサルタントにやってもらうことになり、高畑は「自虐的で打たれ強い人」という性格判断が出て、「ドMなのかな」と自己分析していた。「ずっと夢を見た記憶がない」という神山監督は「脳も忙しい」と診断され、全員が納得した様子でうなずいていた。
最後に高畑は、「監督と会うたびに監督が痩せていったから、完成して監督が笑顔を取り戻してくれて嬉しいです」と監督に感謝し、「映画が終わっても最後まで席を立たないで。エンドロールのアニメーションも含めてひとつの作品になっているので、最後まで見てください」と締めくくった。
『ひるね姫~知らないワタシの物語~』は、3月18日から全国ロードショー