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『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』トム・クルーズ、冷たい風吹く中ファンサービス

『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』のジャパンプレミアが、11月9日(水)、六本木ヒルズで行われ、主演のトム・クルーズと、監督のエドワード・ズウィックが登壇した。

この日は気温も低く、記者陣のメモ帳が吹き飛ぶほどの冷たい強風が吹く中で行われたが、トム・クルーズはスーツを着ているだけというかなりの薄着でレッドカーペットを歩き、集まったファンとの交流に励んだ。ファンの一人一人の目を見て会話し、サインも丁寧にして、長時間かけてじっくりとレッドカーペットを歩くことで有名なトム。いつ終わるのか予想もできない状態で、あまりの寒さに現場からいったん退避する取材陣も多かった。

やっとファンサービスを終えると、急いでステージに立ち、「とても寒いですね」とコメント。そう言ってる間にもびゅうびゅうと強い風が吹き付けて、トムの髪型も前に後ろに乱れまくりである。ちなみに取材用に録音しておいたテレコも風の音にかき消されて何も聞こえなくなっていたほど。作品のことについて「ジャック・リーチャーは浪人なんだ」だとかいくつか語っていたが、通訳が翻訳を終えるのも待つ余裕もなく次々と急ぐように喋って、あっという間に舞台挨拶が終わった。相当寒かったのか、トムは司会をよそに自分で締め、急いで帰ろうとしたのだが、司会から「まだマスコミ向けのフォトセッションが残っています」と呼び止められ、「そうだった」という感じで戻って来て、満面の笑顔で手を振って撮影に応じていた。

凍りつくような寒さの中、1時間半、神がかり的なファン対応で、またひとつトム・クルーズは伝説を作ったのだった。お疲れ様です。トム。

『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』は11月11日(金)全国ロードショー

2016年11月9日 21時13分

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