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サイモン・ペッグ、『スター・トレック BEYOND』で脚本を担当

10月19日(水)、新宿歌舞伎町シネシティ広場にて、『スター・トレック BEYOND』のジャパンプレミアが行われ、スコット役のサイモン・ペッグ、プロデューサーのJ・J・エイブラムス、監督のジャスティン・リン、「スタトレ」50周年アンバサダーを務める前田敦子が登壇した。

JJ版『スター・トレック』の第1作目が公開されたのは2009年。実は1作目のジャパンプレミアも、ここ歌舞伎町のシネシティ広場で行われたのである。したがって、7年ぶりに『スター・トレック』の世界がこの広場に帰ってきたことになる。あれからTOHOシネマズ新宿ができて、だいぶ歌舞伎町の景色も変わった。7年前は歌舞伎町の上空に忽然とUSSエンタープライズの巨大セットが登場して度肝を抜いたものだが、今回はサーチライトによるUSSエンタープライズのデザインが投影された。そこには「50」の文字も。シリーズが誕生してから実に50周年になるのだ。

TOHOシネマズ新宿では、1分間で即売。満員御礼の会場に、サイモン・ペッグら御一行が登場すると、広場に集まったファンは絶叫した。JJは「東京に帰って来られて嬉しい。なぜなら、東京は僕が世界で一番好きな街だからです」と挨拶して会場を沸かせた。前作も前々作もJJ自身が監督したが、今回は『ワイルド・スピード』シリーズの台湾出身のジャスティン・リン監督がメガホンを取ることになった。JJは「ひとつ切ないことは、ジャスティンが監督した本作がシリーズ最高傑作になったことです」と新作の出来に太鼓判をおしていた。

英コメディアン、サイモン・ペッグは『ホット・ファズ』などで日本でも大人気の俳優であるが、脚本家としての腕も確かで、本作でも脚本を担当している。JJから脚本を任された経緯については「脚本を書かせてもらいたくて、たくさんのお金を払ったからね」と冗談で答えてファンを笑わせつつ、「JJとは古い付き合いだからね。断ることはできなかった」と話していた。

『スター・トレック BEYOND』は、10月21日(金)全国公開

2016年10月19日 20時58分

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