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比嘉愛未、琉球王朝の末裔だった

女優・モデルの比嘉愛未(30)が、実は琉球王朝の末裔だということがわかった。

10月1日(土)から公開中の映画『カノン』の公開記念舞台挨拶で本人の口から打ち明けられた。

映画『カノン』は、死んだはずの母が生きていることを知った三姉妹の姿を通して、富山・金沢・東京を舞台に繰り広げられる家族再生の物語。比嘉愛未、ミムラ、佐々木希が三姉妹役を、鈴木保奈美が母親役を演じている。三姉妹役を演じている3人は、スクリーン前に立つときに立ち位置を間違えるそそっかしい一面も見せてしまったが、「さっきちゃんと何度も段取りして来たのに間違えてしまいました。これでも撮影中は本当の姉妹のように仲良しでいつも息が合っているんですよ」とミムラ。3人とも実際に三人兄弟の家庭で育ったというから、「はい」という返事のタイミングまで完全にハモってしまうほどだった。

この映画のテーマにちなみ、舞台挨拶では、「何か家族のことで驚いたエピソード」について登壇者に一人ずつ語ってもらうはずだったが、時間の都合もあり、司会が「全員に答えてもらう予定でしたが、時間ももう残り少なくなりましたので、ここは一人だけに答えてもらいます。自分こそ一番面白いという自信のある人が名乗り出てください! ここでスベることは許されません! 絶対に一発でウケないといけません!」とプレッシャーをかけて、登壇者たちは浮き足立ち、誰も発言できなくなってしまった。しかし、このまま誰も発言しないわけにはいかないので、誰かが喋らなければいけない。主演の比嘉は「ウケるかどうかはわかりませんが・・・」と名乗り出て、映画『カノン』の筆頭座長としての責任を果たそうとしたわけである。

そこで、比嘉は「最近、沖縄に帰った時、ひいおばあちゃんの家に行ったんですけど、今も元気で101歳なんですけど、いつも家に不思議な紋章のようなものが掲げられていて、あれ何?って聞いたら、”知らなかったの? うちは琉球王朝の末裔だよ”って言われたんです。そんなすごいこと、なんで今まで言ってくれなかったんだろうってびっくりしました」と打ち明けた。琉球とは1879年に日本国に支配されるまで沖縄本島を統治していた小さな王国のことである。驚く登壇者たち。客席も唖然。「ごめんなさい。あまりウケませんでしたね」と比嘉。「ウケるというよりはへーという感じだね」と雑賀監督も驚きを隠せなかった。司会が「それで品のあるお顔をされているのですね」とフォローして笑いを誘い、心なしか高貴なムードに包まれた舞台挨拶は幕を下ろした。

日時:10月2日(日)
場所:角川シネマ新宿
天気:晴れ
登壇者:比嘉愛未(30)、ミムラ(32)、佐々木希(28)、鈴木保奈美(50)、桐山漣(31)、多岐川裕美(65)、雑賀俊朗監督(57)

2016年10月2日 17時26分

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