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『ハドソン川の奇跡』トム・ハンクスが3年ぶりに来日

9月15日(木)、有楽町マリオンにて、クリント・イーストウッド監督最新作『ハドソン川の奇跡』のジャパンプレミアが行われ、PRのためにトム・ハンクスとアーロン・エッカートが来日を果たした。

2009年、ニューヨークのハドソン川で起こった“奇跡”と賞賛された航空機事故の驚愕の生還劇。その知られざる真実を描いた実話である。ゲストとして、本作に感銘を受けたという市川海老蔵が登場し、「"海老蔵"を襲名してすぐに父が倒れ、そのときはいろんな選択を迫られた」と自身の過去が映画のテーマと重なったことを語った。

3年ぶりに来日したハンクスは「日本には何度も来てるけど、来るたびに嬉しくなるんだ」とコメント、8年ぶりに来日したエッカートは「コンニチワ。ニホンダイスキ。僕の日本語ちゃんと合ってたかな?」と日本語を交えて挨拶した。ハンクスは海老蔵と対面して「歌舞伎役者って聞いてたから、てっきり歌舞伎のメイクで来るのかと思っていたけど、かっこいいね。日本のジェームズ・ボンドみたいだね」とコメント。エッカートも「一目で才能がある人だとわかったよ。強そうだから僕らはやっつけられるね」とお茶目にコメントしていた。

作品については、ハンクスは「ハドソン川の奇跡は、1人が起こした奇跡ではなくチームで協力して起きた奇跡だ。日本では最近災害もあったから助け合いの精神についてわかっていると思う。この映画はその精神を描いているんだ」と語った。

フォトセッションでは、海老蔵が日本の提灯を2人に渡した。日本語で自分の名前が書かれているのを見て、「日本語にするとアーロンの方が長いね」とハンクス。なお、市川海老蔵がハリウッド映画のPRイベントに参加したのは今回が初。よほど嬉しかったのか、フォトセッションの途中でトム・ハンクスと一緒に自撮りをお願いする場面も見られた。

『ハドソン川の奇跡』は9月24日(土)より全国にて公開。

2016年9月16日 15時10分

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