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『味園ユニバース』渋谷すばる、舞台挨拶でいきなり歌を披露

2月14日(土)、関ジャニ∞の渋谷すばる(33)が単独初主演する映画『味園ユニバース』の初日舞台挨拶が六本木ヒルズの映画館で行われ、渋谷すばる、二階堂ふみ(20)、鈴木紗理奈(37)、山下敦弘監督が登壇した。

大阪にあるビル「味園」を舞台に、記憶喪失の歌い手の姿を描いた物語。『苦役列車』、『もらとりあむタマ子』など、オリジナリティあふれる青春を描くことに定評がある山下敦弘監督が音楽をふんだんに使って描いた最新作である。

渋谷は映画初主演。鈴木は9年振りの出演ということで、この日のスクリーン前には、なかなか珍しいメンバーがそろった。渋谷は視線がうつむきがち。オフマイクで喋ったり、慣れない感じ。鈴木紗理奈は9年前は「これぞ大阪女の代名詞」ともいえる存在だったが、バラエティの顔は今も健在で、渋谷と二階堂を見て「たどたどしくて、慣れない感じで、やっぱり俳優さんだなと思いました。私がフォローしていきたいと思います」と余裕の表情。スピーチに困る渋谷に対して「不器用か!」とつっこみを入れたりしていた。山下監督はそんな3人について、「監督の仕事の8割はキャスティングだと思ってます」と言って讃えていた。

自身のダメなエピソードを聞かれた渋谷は、「マネジャーにダメなところを聞いたら、即答で“愛想がない”と言われました。決定的に足りてないと。ごめんって言いました」とコメント。これには会場も大爆笑していた。渋谷は本作の主題歌でソロデビューも果たした舞台挨拶の最後には、どうスピーチしていいのかわからず、いきなり劇中曲を歌い出す大サービスをしてくれた。ファンはその美声に大喜びで拍手喝采を送っていた。

2015年2月14日 17時17分

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