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ももいろクローバーZ主演映画『幕が上がる』の史上最大のプロモーション作戦とは

1月27日に新宿バルト9で行われた『幕が上がる』完成披露試写会に、本広克行監督と、主演のももいろクローバーZ(百田夏菜子、玉井詩織、高城れに、有安杏果、佐々木彩夏)が登壇した。

映画監督をやめようと思っていた本広克行監督が、平田オリザの同名の原作小説を読んで衝撃を受け、映画化を決意した。監督曰く、「原作ははじめからももいろクローバーZをイメージして書いたのでは?」と聞いてしまうほどキャラクターがメンバーに似ていたという。

かくしてももいろクローバーZ主演映画として完成した本作。完成披露試写会にもモノノフを称するファンが多く集まって野太い声で大歓声をあげていたが、その中に、なんとニューヨークヤンキースの田中将大投手もいた。自分もモノノフという田中投手は「みんなにわからないように上映直前にこっそり入った」とコメント。見に来ていることを知らなかった百田らも驚きながらも、「映画を見てちょっと泣いたでしょ?」と質問、田中投手は少し間を置いて「いや、泣かなかったです」というと「またまたそんなこと言っちゃって。わかってますよ。本当は泣いたのに強がってるだけでしょ」と百田も頬にえくぼをつくってご機嫌で話していた。

この日、「『幕が上がる』史上最大のプロモーション大作戦」を敢行することが発表された。これはももいろクローバーZのメンバーが全国127映画館を舞台挨拶して回る壮大なプロジェクトである。出演者が127館を手分けして回るのは前代未聞のこと。総移動距離んにして5万キロを超えるというが、距離が長過ぎてメンバーはピンと来ない。実は地球一周よりも長いのである。ももクロメンバーは自分がどこの映画館に行くのか、スクリーンに映し出された作戦表をしげしげと見つめていた。どうやら誰がどこに行くのかはメンバーもまだ告げられていなかったらしく、作戦表を見ながら、誰が沖縄を引き当てたかなどでキャッキャと盛り上がっていた。

フォトセッションでもみんな大きく口をあけて歯を見せて大笑いするなど、とにかく元気百倍、明るいメンバーの舞台挨拶であった。

『幕が上がる』は、2月28日(土)全国ロードショー。

2015年2月1日 22時37分

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KIYOMASA君
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