安倍首相、中谷美紀、菅野美穂が登場―第27回東京国際映画祭
第27回東京国際映画祭のレッドカーペットイベントが、10月23日（木）、六本木ヒルズアリーナで行われた。イベントにはシークレットアンバサダーの嵐をはじめ、フェスティバルミューズの中谷美紀、内閣総理大臣の安倍晋三首相が登場した。
今年度は、オープニング招待作品として、ディズニーの新作アニメ映画『ベイマックス』が上映され、エグゼクティブプロデューサーのジョン・ラセターが菅野美穂と一緒に登場し、会場を沸かせた。クロージングには山崎貴監督の『寄生獣』が招待され、染谷翔太、深津絵里、橋本愛らがレッドカーペットを歩いた。コンペティションには、唯一日本映画として『紙の月』が出品、宮沢りえが登場した。
その他、フェスティバルナビゲーターの岡本あずさ、ハリー杉山、『花宵道中』から安達祐実、『百円の恋』から安藤サクラ、『救いたい』から鈴木京香、『壊れた心』から浅野忠信、クリストファー・ドイルらが、さらには『進撃の巨人』や『ウルトラセブン』から着ぐるみも登場し、イベントを華やかに彩った。
『ベイマックス』のゲストで登場した小泉孝太郎が安倍首相とステージ上で握手し、深々と頭をさげて挨拶する一幕も見られた。安倍首相は同映画祭に「オリンピック・パラリンピックの開催が決定し、世界中から東京に熱い視線が注がれています。映画を通じて、日本に関心を持ち、日本の文化に触れ、日本のファンになってくれる人々が世界中に増えるきっかけとなることを期待します」とコメントをよせている。
映画祭は10月31日（金）まで行われた。今年の審査員長は、映画監督のジェームズ・ガン監督が務め、他の審査員に芸人の品川ヒロシがその名を連ねるなど、例年とはコンペティションの審査基準がひと味違う印象であったが、『神様なんかくそくらえ』が東京グランプリと最優秀監督賞を受賞した。ガン監督は作品賞と監督を別の作品が取ることだけは決してしたくなかったとコメントしていた。
