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『「また、必ず会おう」と誰もが言った。』公開

舞台挨拶の様子

12万部を超えるベストセラーとなった喜多川泰原作の同名小説の映画化
『「また、必ず会おうと誰もが言った。』が、9月28日(土)、ついに初日を迎えた。監督は「ホームレス中学生」「武士道シックスティーン」の古厩智之。主人公・和也を演じるのは、第24回JUNONスーパーボーイ・コンテストグランプリの佐野岳。ドラマや舞台で活躍し、10月から放送の「仮面ライダー鎧武/ガイム」の主演に抜擢されるなど、今最も注目を集める若手俳優の、映画初主演作。初日を迎えた喜びを大いに語った。


●日時:9月28日(土)  ●場所:シネマート新宿 スクリーン1
佐野岳
「初主演という、とても思い入れのある作品が初日を迎え、「嬉しい」の一言につきます。イッセーさんのアドリブにはついていくのが精一杯でしたが(笑)、長セリフのシーンでアドバイスをいただいたり、杉田さんにもお芝居面でも、食事面でもアドバイスをいただきました。」と、初主演映画の初日を迎えられて感激した様子で、温かい現場の様子を語っていた。監督が、「長いタイトルの『必ず』の後に点がつくと覚えた!」とおどけると、「『また』の後ですよ!監督しっかりしてくださいよ(笑)」と仲の良い様子を見せ、終始笑顔の絶えない舞台挨拶となった。最後には「劇中では皆別れる時に「さよなら」と言わず、「また、必ず会おう」と言います。だから僕も「さよなら」とは言いません。また、必ず会いましょう!」と観客へメッセージを送り、客席を沸かせていた。

杉田かおる
「こんなに素敵な映画に出させていただいて、子役でデビューして40年経って、主人公の高校生・和也に刺激を与える大人の役を演じられて嬉しく思います。
と作品への想いを語った。佐野さんとの共演について「完成披露試写会で『イケメンもいいな』と言った事を、ツイッターで“イケメン好きと言っててキモイ”とか書かれてしまいましたが(笑)、佐野君は顔ももちろんですが、性格がイケメンなんです。イケメンの人はいい気になっているという先入観があったけど、本当に素直でいい子なので、「また、必ず会いたい」出会いになりました。
と佐野さんをベタ褒めしていた。

イッセー尾形
「最初に脚本を頂いた時に、『今やりたい役はこれだ!』と直感して現場に入りました。
と明かした。「また必ず会いたい人は?」という質問には「嶋田久作さんですね。劇中で『また、必ず会おう』と言いそびれてしまったので。
と答え、「佐野君はつい教えてあげたくなるひたむきさがあるんですよね。深夜のガソリンスタンドで話したね。一言言えれば次の一言が沸いてくる、というようなことを話したんです。」と佐野さんと懐かしく撮影中の思い出を語っていた。


古厩監督
「撮っている時はなかなか感触がないけれど、こんなに大きいスクリーンで皆さんに観ていただけて嬉しく思います。
と初日の喜びを語り、イッセーさんのアドリブは「はじめアドリブかと思ったんですが、2回やると全く違うことをするんですよ。アドリブっていうより、その場その場を生きる事を楽しんでいる、二度同じ瞬間はない、という感じ
と発見したことを明かした。「親でも先生でもない、第3の他人に出会える映画だというところ。タイトルが長いので是非“またかな”と呼んで周りの方にオススメして頂きたいです。
とPRした。


喜多川先生(原作)
本作を映画化するにあたりとても熱いオファーがあったことについて「この日を一番長く待っていたのは僕だと思います。最初にこの話を頂いてから、もう映画化できないのではないかな、と思うくらい困難なことも続いていたと聞いていたんですが、全部奇跡的に解決していって、運命が道を譲ったのだと思う。
と感慨深げに語った。そして、「まさかこんなに日本を代表するような俳優さんたちに演じて頂けるなんて思っていなかったのですごく光栄に思います。」と初日の喜びをかみしめていた。

2013年9月28日 22時21分

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