ブンロク

イ・ジョンボム監督、「男の方が仕事がしやすい」

イ・ジョンボム監督が、ガン・アクション映画『泣く男』のPRで来日し、8月27日(水)、東京・韓国文化院で会見した。

それまでの映画でラストシーンに泣く男を描いてきたイ・ジョンボム監督が、その自身のスタイルを「これで最後にしたい」と話した。その理由については、今後違ったスタイルの作品に挑戦したいからということ。「最後には笑ってハッピーで終われる作品も今後は見られるかもしれないね」と笑顔でコメントしていた。

この作品は15年前から構想していたもので、それがようやく実現したもの。「銃で人を殺すということはこういうことだ」ということを示すために、実際に銃殺された人の映像を役者に見せるなど、独自の演出スタイルでリアリズムを追求しているという監督。本作もどうやら男くさい作品になっている様子だ。

前作『アジョシ』のウォンビンに続いて、今回の殺し屋役にはチャン・ドンゴンというイケメン俳優の起用となったが、「イケメンを口説くコツがあるのか?」と訊かれた監督は、「脚本もまだ完成していないうちからチャン・ドンゴンを飲みに誘って、こんな映画になるという話をしたら出演を承諾してくれたんだ」と話していた。

いつも男の映画を撮って来た監督だが、「女優と仕事はしてみたくないのか?」と訊いたところ、「男の方が何でも話しやすくて仕事がしやすいんだよね。相手が女性だと話題も合わないし、何をどのように話していいのかわからなくて困ってしまうんだ」と照れ笑いする一幕もあった。

『泣く男』は、10月18日(土)より、新宿バルト9、丸の内TOEIほか全国ロードショー。

2014年9月1日 01時00分

新着記事

KIYOMASA君
KIYOMASA君
(ブンロク公式キャラクター)