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ジブリのエース、米林宏昌監督の新作『思い出のマーニー』完成

7月2日（水）、有楽町にてスタジオジブリ作品の最新作『思い出のマーニー』の完成披露試写会が行われ、米林宏昌監督(40)、声の出演の高月彩良(16)、有村架純(21)、松嶋菜々子(40)、寺島進(50)、根岸季衣(60)、森山良子(66)、黒木瞳(53)、主題歌のプリシラ・アーン(30)が浴衣を着て登壇した。

『思い出のマーニー』は、スタジオジブリ作品としては、初めて宮崎駿も高畑勲も関わっていない作品。『借りぐらしのアリエッティ』の米林監督が再び監督。「ジブリの若きエース」と両巨頭は期待を寄せている。

しかも本作は、高月彩良、有村架純のダブル主演。二人とも声優は初挑戦にして、日本を代表するアニメーション映画スタジオの作品に出演を果たしたということで、高月も「夢みたいです」とコメント。有村も「ジブリの作品に自分が参加していることが本当に夢みたいで」と大粒の涙を流しながら喜びを語った。

会場で主題歌を弾き語りで披露したプリシラ・アーンは「『ハウルの動く城』を見てジブリのファンになって、それからジブリの映画を全部見ました。まさか自分が主題歌をやらせていただくなんて。この話を聞いたときにはハッと驚いて、夫に"おい、どうしたんだ？"と言われました」とコメントしていた。

一方、米林監督は、最後の締めの言葉を任され、「この映画はすべてを知った上でもう一度見て頂くと、また違った角度で見られるようになっているので、また見てください」とコメントするも、最後に「なんちゃって」と付け足し、高月と有村を笑わせていた。

『思い出のマーニー』は、7月19日（土）全国ロードショー。