『TOKYO TRIBE』ロボットレストラン番組収録の様子
常にセンセーショナルな作品を放ち続ける園子温監督が挑む最新作は、近未来の"トーキョー”を舞台に、ストリートギャングたちが大暴れする『TOKYO TRIBE』。90年代ストリートカルチャー&ファションを牽引した累計250万部超え、井上三太による伝説的コミックの映画化となる。
本作の8月30日の公開を記念して、7月3日(水)、「放送禁止でなぜ悪い(仮)」と題した特番の公開収録が実施された。(※番組はCS放送チャンネルNECOで8月放送予定)
今もっともHOTな映画監督・園子温と、本作出演者の佐々木心音、本作でアクション監督を務めた坂口拓が、誰にも言えない悩みを抱える一般の方々の“お悩み”を一刀両断!お悩みゲストのひとりには出演者のサイボーグかおりも登場し、放送禁止ワード連発の、地上波では決してオンエアできない超過激トークを繰り広げた。
公開収録が行われたのは新宿・歌舞伎町のロボットレストラン。巨大ロボットやメカと美女が、極彩色の電飾や衣装でド派手なパフォーマンスを行うことで有名なエンターテイメントスポットで、本作の撮影ロケ地でもある。
園子温監督は、劇中主人公の海(カイ)たちが着ている“SARU”Tシャツで登場し、新米婦人警官役で出演する佐々木心音は、婦人警官の制服にセクシーさを融合させたような個性的なファッション(実は自前)、本作のアクション監督を務める坂口拓は、劇中登場する“シンヂュクHANDS”のヘッド・巌が着用しているミリタリーファッションと兜を身に付けて登場。3人は戦車に腰かけ、一般人からの様々なお悩みに対応。若い男女約10人からのお悩みは、若者らしく男女関係や性生活での悩みを彼らにぶつけ、園監督らはそれを見事に一刀両断!
“お悩み人”の最後に登場したのは、映画で「ブクロWU-RONZ」を裏で操るブッバの召使役で出演するサイボーグかおり。ヒューマンビートボックスを得意とし、劇中でも衝撃の見せ場を作る彼女は、巨大なピンクのロボットを操縦し、自らロボットが動く音を刻みながら軽快に登場。お悩みはずばり「処女なんですけど、どうしたらいいんでしょう?」というもの。撮影当時も園監督と何度も恋愛相談をしていたそうで・・。同性目線から佐々木は、「恋をした人とか、年上の方に委ねたりとか・・大丈夫。慣れてくるから!」と親身に現実的なアドバイスを贈っていた。
園監督は、「今日帰りにドン・キホーテに寄ってローションを買って帰りなさい!まずは○ナニーを覚えること!」と結論付けて収録は無事(!?)終了。番組のエンディングトークで園監督は、「悩んでいる人は『TOKYO TRIBE』を観ればいい!この映画を観れば小さい悩みなんて吹っ飛んじゃうから!」と総括した。