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マイケル・ルーカー、子泣き爺になる

マイケル・ルーカーが、7月5日(土)・6日(日)に東京タワーフットタウンB1タワーホールにて開催される「ハリウッド・コレクターズ・コンベンションNo.4」のゲストとして来日しており、4日(金)MYS銀座で行われた記者会見に登壇した。

ハリウッド・コレクターズ・コンベンション(ハリコン)は、ハリウッドスターの撮影会・サイン会、ハリウッドグッズの販売やコスプレなど盛りだくさんのイベント。洋画人気向上を目指しており、毎回ハリコンでしか実現しないようなマニアックなゲストを招待することでも定評があり、過去にクリストファー・ロイドやショーン・アスティンらが参加している。

マイケル・ルーカーは、映画『ヘンリー』の殺人鬼役でデビュー、『クリフハンガー』や『シー・オブ・ラブ』、『デイズ・オブ・サンダー』、『JFK』、『ジャンパー』などに出演。最近ではドラマ『ウォーキング・デッド』で再注目され、9月公開の映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』にも出演している。

今回が念願の初来日で、3日前から日本滞在中というマイケルは、日本をたっぷり観光し、日本料理も満喫した様子。「日本の食べ物はうまいね。昨日はフグを食べた。フグには毒があるって聞いたから、みんなで誰が死ぬのか賭けをした。マネージャーのジョンは俺が死ぬのに100円を賭けたが、5分経っても10分経っても何も異常がなく、誰も死ななかった。だから賭けに勝った奴はいなかったのさ」とユーモアたっぷりに語っていた。

17歳のときから空手をやっていて、日本の道場も見学したマイケルは合気道の使い手でもある。司会者から「ぜひ型を実演して欲しい」と言われ、その気になったマイケル。「誰か相手になってくれないか」と言うから、これは貴重な体験取材になるだろうと思い、筆者がマイケルの相手役を買って出た。丁寧に会釈しながら握手をするマイケル。「今、汗で濡れちゃってるけど、ちょっと脇の下を持って俺を持ち上げてくれないか」と言われ、マイケルを持ち上げる筆者。続いて二人掛かりでマイケルを持ち上げる。また持ち上げる。そして、次の瞬間、突然岩みたいに重たくなって持ち上げられなくなった。まるで子泣き爺である。そのまま筆者は自然と押し倒されてしまった。これは自分と相手の気の力をコントロールして倒す技だとか何とか言ってたけど、貴重な体験になった。一緒に戦えて気分はハリウッドスターだった。マイケルはちょっとコワモテだけど、とても優しくてノリノリの俳優である。一緒に写真を撮れば君も気分はハリウッド。マイケルなら、サイン会でもきっと一人一人ユーモアを交えて接してくれることだろう。

なお、今回もうひとりのゲストとして来日を予定していたエドワード・ファーロングは個人的な事情で来日をキャンセルした。(澤田)

2014年7月5日 10時00分

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