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『渇き。』小松菜奈が女優宣言

6月28日(土)、TOHOシネマズ日本橋にて『渇き。』の公開記念舞台挨拶が開催され、役所広司、小松菜奈、橋本愛、中谷美紀、中島哲也監督が登壇した。

本作は、『下妻物語』、『告白』の中島監督が突きつけた最新作。史上最低ともいえる父親像を役所広司が怪演。小松菜奈が本作でスクリーンデビューを果たした。

小松は「今回の撮影を通して、これからも色々な役を演じてみたくなりました。まだ演技は下手ですが、頑張って行きたいです」と、女優宣言をしていたが、先輩の中谷は「大変ですよ〜」と一言。役所も「嫌になるときもあると思うけど、そのときはやめちまえばいい」とエールを送っていた。橋本は、小松と共演して、「本当に大好きなんですよ」と語り、小松も「私も大好き」と返して、お互いにホッと安心している様子だった。

舞台挨拶の最後で、映画を見た観客が、この映画が「愛」の映画なのか、それとも「劇薬」の映画なのか、パネルを掲げて判定することになり、会場の意見は半々にわかれていた。