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MTV VMAJ 2014 レッドカーペット＆授賞式レポート

6月14日（土）、舞浜アンフィシアターにて、ミュージックビデオの国際的授賞式「MTV VMAJ 2014」が行われ、一般投票によって選ばれた全17部門の受賞作品と、特別賞2部門の受賞アーティストが発表された。今年の司会は、T.M.Revolution、w-inds.、道重さゆみが担当。イベント史上初めて3組の合同司会となった。

今年は、きゃりーぱみゅぱみゅが「最優秀アルバム賞」と「最優秀カラオケソング賞」の最多2部門を受賞し、去年の最多2部門受賞に引き続き2年連続で最多受賞する栄誉を勝ち取った。きゃりーぱみゅぱみゅは、授賞式で「すんごいオーラ」と「きらきらキラー」の2曲を歌い、「ベストカラオケソング賞を受賞して本当に嬉しいです。私自身もカラオケにはよく行きます。自分のPVが流れて友達がみんなでワイワイ歌ってくれるのは嬉しいです」と喜びを語った。

“現在の日本の音楽シーンにおいて多大な影響を与えた邦楽アーティストに贈られる賞”である「インスピレーション・アワード・ジャパン」はGLAYが受賞。GLAYは授賞式で「誘惑」と「BLEEZE」の2曲を演奏し、「デビュー20周年で最高の賞をいただきました」と喜びを語った。

“現在の日本の音楽シーンにおいて創造的な貢献をし、多大な功績を残した邦楽アーティスト”に贈られる「特別功労賞」はEXILE HIROが受賞した。HIROの名前が呼ばれて、HIROがサプライズでステージに登場すると、この日一番大きな拍手に迎えられた。HIROは「光栄な気持ちでいっぱいです。僕というよりスタッフの皆さんに支えられて今の僕がいます。引き続き初心を忘れずにみんなと頑張っていきたいので応援よろしくお願いします」と感謝の気持ちを伝えていた。

最高賞である「最優秀ビデオ賞」にはEXILEの「EXILE PRIDE　～こんな世界を愛するため～」が選ばれた。TAKAHIROは「いつもありがとうございます。今年EXILEは勝負の年をすごしていただいてる。そのような年にもらえて嬉しいです。これから恩返しできるように一生懸命頑張って行きますので、これからもよろしくお願いします」とコメント。EXILEは過去7年間で実に6回も最高賞を受賞するという前人未到の快挙を成し遂げた（EXILE TRIBE名義のものも含める）。

この他、授賞式には初音ミクを始め、E-girls、木村カエラ、Berryz工房など、さらに英ロックバンドのコールドプレイも参加してライブパフォーマンスを披露し、イベントを大いに盛り上げた。また、最優秀女性アーティストビデオ賞に輝いたマイリー・サイラスは「来年はぜひ会場に行きたい」というビデオメッセージを送った。

今年の司会を担当した道重は、前日緊張で眠れなかったとブログに書いているが、本番ではプレゼンターのふなっしーをいじりまくったり、コンディションは絶好調であった。小室哲哉に対して「ステージ上に小室さんと二人きり、裸みたいで恥ずかしいです。私のこと知っていますか？」と質問し、小室に「僕も恥ずかしいです。知ってますよ。モーニング娘。'14。会場の雰囲気もすごいけど、女性一人でMCしてるのもすごいです」と褒められたときには「知って頂けて光栄です。リーダーとして頑張っています」と恐縮していた。オンエア終了後も、「道重さゆみの魅力を世界中に伝えることができたと思います」と語っており、道重自身も手ごたえを感じていたようである。

一方、T.M.Revolutionは、ホラン千秋に対して「ホランさん、すけすけ衣装ですね。すっかり乳首が見えてしまってます」とコメントするなど、下ネタトークも炸裂して会場を沸かせていた。最後には司会の3組がスペシャルメドレーを披露してイベントを華々しく締めくくった。