『悪夢ちゃん The 夢ovie』初日、北川景子「私は泣かないよ」
『悪夢ちゃん The 夢ovie』の初日舞台挨拶が5月3日、六本木にて行われ、北川景子、GACKT、木村真那月、小日向文世、マリウス葉(Sexy Zone)、佐藤隆太、佐久間紀佳監督が出席した。
2012年にテレビ放送された人気連続ドラマの待望の映画化。他人の無意識を予知夢で見る小学生<悪夢ちゃん>と、彼女の予知夢を解読する教師とクラスの仲間たちが直面する騒動を描く。
テレビでは、役柄上、腹黒さも見せていた北川は、本作が映画化されたことについて、「腹黒いところもある役だったので、私もそうなんじゃないかと思った人がいるかもしれませんが、本当です。テレビで感じよく演じなきゃって思わなくなりました。この日を迎えられて胸がいっぱいです」とコメントしていた。
GACKTは、「みんなと会うのはこれが最後だと思うと寂しくて、泣きそうになる。みんなは仲間であり、家族のようでもあり、一緒に勉強させてもらった」としんみりしていた。
舞台挨拶のサプライズで、教師役の北川に向けて、生徒役の子供たちから手紙が届けられた。感傷的な音楽な流れる中、木村が生徒役を代表して「先生の生徒になれて嬉しかったです」という内容の手紙を読み上げていると、途中から自然と涙が出て来て、「どうしよう」と照れ笑い。
しかし、北川は、自分の前で手紙を読もうとした木村に「そこに立ったらいけないでしょ。カメラマンさんが撮ってるんだから」と横に移動させたり、木村の顔が手紙の陰に隠れているのを見ると、手紙を下げさせてカメラマンに顔の表情が撮れるように気遣うなど”先生らしさ”も見せていた。
木村が北川に手紙を手渡したとき、北川の「ありがとうございました」の声が少し震えていたようだったが、北川は一瞬だけ目をうるませながらも「私は泣かないよ。泣いたら次の日トピックに”北川景子、目から涙”って書かれるから絶対に泣きません」ときっぱり。終始満面の笑顔を贈っていた。
『悪夢ちゃん The 夢ovie』は現在公開中。