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第37回日本アカデミー賞 真木よう子がダブル受賞

2013年に公開された映画の中から最優秀賞を決める第37回日本アカデミー賞の授賞式が、3月7日、東京・グランドプリンスホテル新高輪で行われ、石井裕也監督の『舟を編む』が最優秀作品賞を受賞した他、真木よう子が主演女優賞(『さよなら渓谷』)と助演女優賞(『そして父になる』)をダブル受賞する快挙を成し遂げた。

今年の司会は西田敏行と樹木希林が務めた。二人とも高齢ということもあり、受賞者スピーチは、受賞者を間に挟んでチェアに着席したままトーク形式で行われ、司会二人のほのぼのとした質問は会場の空気を和やかにしていた。

真木は、ダブル受賞したことについて、「状況がまだ把握できていない。ちょっと頭が真っ白な感じ。すごくありがたくて、うれしい。心地よい重さで、腕がプルプルしている」とコメントしていた。司会の西田敏行は真木について「平成の偉大な女優が誕生したと思った」と率直な感想を言っていた。

最優秀主演男優賞は松田龍平が『舟を編む』で受賞。石井監督は「どうしても松田龍平に勝たせたかった」とコメントしていたが、松田自身は「自分が個人賞を取るよりも、作品が最優秀作品賞を取ることの方が嬉しい」とコメントしていた。

【第37回日本アカデミー賞】
最優秀作品賞:『舟を編む』
最優秀監督賞:石井裕也監督(『舟を編む』)
最優秀主演男優賞:松田龍平(『舟を編む』)
最優秀主演女優賞:真木よう子(『さよなら渓谷』)
最優秀助演男優賞:リリー・フランキー(『そして父になる』)
最優秀助演女優賞:真木よう子(『そして父になる』)
最優秀アニメーション作品賞:『風立ちぬ』
最優秀外国作品賞:『レ・ミゼラブル』
新人俳優賞:綾野剛、菅田将暉、星野源、吉岡竜輝、忽那汐里、黒木華、壇蜜、濱田ここね
話題賞:『真夏の方程式』、若林正恭(『ひまわりと子犬の7日間』)

2014年3月12日 11時32分

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