『ウルフ・オブ・ウォールストリート』レオナルド・ディカプリオはiPhoneが大好き
1月28日(火)、六本木ヒルズにて、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のジャパンプレミアが行われ、マーティン・スコセッシ監督と、主演のレオナルド・ディカプリオ、共演のジョナ・ヒルが来日。舞台挨拶を行った。
『ウルフ・オブ・ウォールストリート』は、貯金0円から年収49億円になった実在する株のブローカーの半生をモデルに描くコメディ映画。レオナルド・ディカプリオが嬉々としてウォール街のカリスマを演じており、批評家の間でも過去最高の演技と絶賛の声が多く、各種映画賞を受賞するなど高く評価されている。ディカプリオも本作のプロデュースに関わっており、自身も「今までで最も難しい役だった」と話している。
ディカプリオは、ステージに出てくるところから、いきなりiPhoneで会場の動画を撮影しながら登場。その後も舞台挨拶中も動画を撮り続け、ときどきiPhoneを自分の顔に向けて撮ったりして楽しんでいた。イベントは観客も撮影自由だったが、観客に向けて「トーク中の撮影はNG」ということが司会から告げられると、ディカプリオは「おっと、僕も撮っちゃいけないね」とおどけてiPhoneをポケットにしまって笑わせた。
ディカプリオは自身の役について、「僕の演じるキャラクターはとても下劣なキャラクターだ。この人物は時代の産物だからこそ、独創的でユニークなものにしたいと思って演じたよ」とコメントしていた。スコセッシはそんなディカプリオについて、「レオも私もキャラクターを自由に表現するということにこだわっていたよ。何でもアリなキャラクターを自由に表現することで、演技のうえではさらに高いレベルを目指すことができたと思っているよ」と語っていた。
舞台挨拶が終わり、マスコミ向けのフォトセッションの時間になると、再びディカプリオはiPhoneをポケットから取り出して動画の撮影を開始。マスコミカメラマンが撮っている間もずっとフラッシュがパシャパシャ浴びせられている様子を撮り続け、そのあとのファンサービスのときも、片手でサインしながら、その様子を片手で撮影し、最後まで撮影をやめず、iPhoneに相当ハマってる様子だ。ディカプリオは上唇を舌でペロリとなめながら、まるで子供がおもちゃで遊ぶように終始はしゃいでいた。
『ウルフ・オブ・ウォールストリート』は現在公開中。