『REDリターンズ』ヘレン・ミレンがイ・ビョンホンにエスコートされてスポーツカーに乗り込む
11月24日(日)、有楽町にて、『REDリターンズ』のジャパンプレミアが行われ、レッドカーペットイベントにヘレン・ミレンとイ・ビョンホンが登場した。
お隣韓国のスターであり、今となってはすっかりハリウッドスターになったイ・ビョンホンだが、実は今年来日したのはこれで3度目だ。しかもビョンホンは「最近日本にずっと来てないと思っていたんです。だから今日は久しぶりに来られて嬉しいと思っていたら、聞けば僕は今年三度も来日していたんですね。それでも久しぶりな気がするのは、日本にずっとまた行きたいと心の中で思っていたからでしょう」とコメント。レッドカーペットでも丁寧に目を見てファンサービスするなど、今回も素晴らしいジェントルマンだった。
イギリスの女王役をやらせたらハマリ役、アカデミー賞の受賞経験もあるヘレン・ミレンは、これが映画のPRとしては初来日になった。イメージ的に女王ぽいノーブルな雰囲気の女優さんなのかと思いきや、出て来た本人は想像とは違って、とってもカジュアルな感じ。68歳になっても、どこか少女のような可愛らしさのあるチャーミングなおばさまだった。ヘレンは「日本に来たとき、飛行機から降りる前から私は日本は素晴らしい国だと思っていたのよ。なぜなら機内から見える屋根が青くて、こんなに綺麗な屋根を作る人はさぞかし素敵な人に違いないと思ったの」と日本が気に入った様子だ。
映画の中にも出てくるロータス車のREDカラーバージョンも登場したが、2人が車の前に立つと、ヘレンは「ハンサムな男性(ビョンホン)と三日間もずっとこの狭い空間で一緒だったのよ」と嬉しそうにコメントしていた。しかも「いつも車に乗るのが大変だったのよ。今から実演してみせるわね」と言い出して急に車に乗り込むデモンストレーションが始まった。車高が低く、ヘレンもわざと乗りにくそうに芝居をしてくれて、コケティッシュに両足をあげてみせるコメディエンヌぶりも発揮していた。男性の司会者は「ウープス! カメラで撮っていいものでしょうか!?」とヘレンの大胆な行動にちょっとひやひやしていた様子だったが、ビョンホンはヘレンの乱れた髪を直すなど、やはり最後まで素敵なジェントルマンであった。
『REDリターンズ』は、11月30日(土)よりTOHOシネマズスカラ座他全国公開。(澤田)