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ワン・ダイレクション、コンサートの前にホテルでファンと直接交流

11月3日(日)、ワン・ダイレクションが、コンサートの直前に、幕張メッセの隣のホテルニューオータニ幕張で、ファンミーティングイベントを行った。

イギリスで結成されて以来、今までに発表した曲はことごとく世界中で大ヒット。目下音楽界の頂点に立つ男性グループ、ワン・ダイレクション。略して1Dである。

2日にわたって日本ツアーを行ったワン・ダイレクションだが、このイベントはその合間のスケジュールを縫って行われたもの。『スーパーサイズ・ミー』のモーガン・スパーロックが監督、ワン・ダイレクションに密着した映画『ワン・ダイレクション THIS IS US』のPRもかねたファン・イベントである。「The 1Derland:THIS IS US(ザ・ワンダーランド:ディス・イズ・アス)」と題され、抽選に当選したラッキーな850人がホテルの一間に集まった。

ファンは、ロビーに設置されていた等身大パネルと記念撮影をしたり、報道向けカメラマンに向けてお手製のパネルを自慢したり、イベントが始まる前から熱気でむんむん。いよいよイベントが始まって場内が暗くなると、その瞬間から「キャーッ」とホテルが揺れるほどの大歓声をあげてお出迎え。そしてワン・ダイレクションのメンバーが登場。スタッフから席を立たないように言われていたファンは全員総立ちになって、中央のレッドカーペットに押入るように群がった。メンバーは、ファンに直接サインをしながら、ゆっくりとレッドカーペットを歩いてファンサービスを楽しんだ。

この日は、ワン・ダイレクションのメンバーのうち、3人がヒゲをたくわえており、服装も歩き方も仕草も洗練されていて、とてもメンバーの年齢が19歳から21歳とは思えないほどセクシーな大人の魅力を放っていた。

メンバーがファンからの質問に答えるトークコーナーでは、「もしもオリンピックに出場するならどの種目で出るか?」と質問されて、ナイルは「砲丸投げ」、リアムは「アーチェリー」、ゼイン「槍投げ」、ルイは「卓球」、ハリーは「ハードル走」と回答した。誰かが何かいうたびにファンが「キャーッ」と大歓声をあげるから場内の熱気は大変なものであった。ついには「日本の女性をどう思うか」という質問まで飛び出し、ハリーが日本語で「カワイイ」と答えると、ファンの絶叫も最高潮に達した。

最後には、メンバーがマイクなし、アカペラで「ストーリー・オブ・マイ・ライフ」を歌うサプライズも。AKB48とコラボしたことでも話題になった曲だ。このアカペラはメンバーが自分たちだけで決めたファンのためのとっておきのプレゼントで、スタッフも誰も知らなかった本物のサプライズだった。ちょうどこのとき地震もおきていたが、ファンの大歓声で揺れていたホテルでは、地震がおきていたことすら気づかなかった。

映画『ワン・ダイレクション THIS IS US』は現在公開中。ニュー・アルバム「ミッドナイト・メモリーズ」は11月27日に発売される。

2013年11月4日 23時47分

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