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『スター・トレック イントゥ・ダークネス』主演のクリス・パインらが和太鼓パフォーマンスを披露

8月13日(火)、六本木ヒルズにて、『スター・トレック イントゥ・ダークネス』の夏祭りイベントが行われ、監督のJ.J.エイブラムス、主演のクリス・パイン、共演のザッカリー・クイント、アリス・イヴ、プロデューサーのブライアン・バーク、吹き替え版キャストの栗山千明が登壇した。

このイベントはこの真夏、『スター・トレック』をとことん熱くしていこうという「夏祭りイベント」である。なぜか特別MCに藤森慎吾が招かれ、外国人を前にしてもいつも通りのチャラ男ぶりを見せつけ、イベントを盛り上げたが、「僕JJ監督に似てるって言われるんですよ」というと、客席から軽くブーイングを受けていた。夏祭りらしく、「和太鼓 破魔」による盛大な和太鼓パフォーマンスも披露されたが、演奏されたのはもちろん『スター・トレック』のテーマ曲。藤森の無茶振りで来日ゲストも和太鼓を叩くことになって、クリス・パインらは初めて和太鼓に挑戦した。

破魔のティーチングによると、和太鼓のコツは、「口を開いて、歯を見せて笑顔で叩くこと」。そうするとその心意気が太鼓にも伝わって、楽しい音が奏でられるという。アドバイス通り、クリスもザッカリーも子供みたいに無邪気に笑いながら太鼓を叩いて楽しんでいた。クリスらの和太鼓による『スター・トレック』のテーマ曲はかなり風変わりなグルーヴ感があったが、法被まで着てやる気満々だったJJは「ずーっと叩いていたいね。楽しすぎる」とかなりご満悦だった。

JJは本当に日本が好きで、「僕は日本が大好きなんだ。だからこの映画ができたときも日本に早く行きたいと思っていた。本当に日本のことが好きで好きでたまらなくて、できることなら住みたいと思っているよ。これはお世辞で言ってるんじゃなくて、本当に心からそう思ってることなんだ」とまあ、日本人には何とも嬉しいコメントまでしてくれた。記者会見では朝ドラの有名なセリフを自分の名前にひっかけて「最近覚えた日本語は”じぇじぇ”だよ」と言ったそうで、そこからもJJの日本通ぶりが伝わってくるというものだ。

『スター・トレック イントゥ・ダークネス』は、JJによる新生『スター・トレック』の続編。前作よりさらにスケールアップしており、世界も広がり、激しいバトルや豪快なチェイスシーン、スリリングな駆け引き戦など盛りだくさんの内容になっている。カーク船長扮するクリス・パインの男気も好印象で、サイモン・ペッグの役どころも笑えるが、最大の注目は今回あらたに登場するベネディクト・カンバーバッチ扮するかっこよすぎる悪役。また、あまり話題になっていないが、『ロボコップ』のピーター・ウェラーもかなり良い味を出しており、映画ファンならばそこも要チェックである。

『スター・トレック イントゥ・ダークネス』は、8月23日(金)全国ロードショー。(澤田英繁)

2013年8月18日 23時32分

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