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MTV VMAJ 2013 レジェンドアワードをTLCが受賞

6月22日（土）、幕張メッセにて、前田敦子と金子ノブアキの司会で「MTV VMAJ 2013（MTV VIDEO MUSIC AWARDS JAPAN 2013）」の授賞式が行われ、TLCの2人が「レジェンドアワード」を受賞した。

今年で12回目となるMTV VMAJ。これまでジミー・ペイジやオジー・オズボーンなどがレジェンドアワードを受賞しているが、今年のTLCの受賞はマイケル・ジャクソン以来7年ぶりの快挙になる。

TLCは1992年にデビューしたガールズR&Bグループ。1994年に『CrazySexyCool』を発表し、日本でもブームになった。デビュー以来全世界で6500万枚のセールスというのは、R&B女性グループとしては史上最高の記録保持者である。T-ボズ、レフト・アイ、チリの3人メンバーのうち、2002年にレフト・アイが交通事故により他界。それ以来2人組として活動を続けていた。イベントにはレフト・アイの娘が出席し、イベント中にスクリーンで紹介された。

金子ノブアキが「今ここでパフォーマンスをするのはすごいこと！」と興奮気味にTLCを紹介した後、ステージが暗くなり、蛍光色に光り輝くダンサーたちに囲まれてTLCが登場した。TLCはこれまでのヒット曲を次々とメドレーで披露し、最後に「Waterfalls」を歌うと、割れんばかりの拍手が贈られ、アリーナ席は大きな感動に包まれていた。

この他、最優秀新人アーティストビデオ賞にはワン・ダイレクション、ファン.らを押さえてカーリー・レイ・ジェプセンが輝き、このイベントのために来日したカーリーはライブで「Call Me Maybe」を披露した。ライブ中、ももいろクローバーZのメンバーがバックダンサーとして参加してカーリーと共演するサプライズもあった。

最優秀ロックビデオ賞にはミューズ、ファン.らを押さえて2年連続でONE OK ROCKが選ばれ、今年は最優秀映画ビデオ賞とダブルでの受賞を果たした。また、ロック・バンドとしてはラスベガスからイマジン・ドラゴンズが来日、イベントでは和太鼓を使ったパフォーマンスで盛り上げた。

最優秀R&Bビデオ賞には安室奈美恵、リアーナ、フランク・オーシャン、アリシア・キーズら強豪勢を押さえて、加藤ミリヤの「LOVERS partII feat. 若旦那」が選ばれた。加藤ミリヤは去年からの連続受賞。この4年間で最優秀R&Bビデオ賞を3回受賞する強さを見せた。

最優秀ビデオ賞（ビデオ・オブ・ザ・イヤー）には安室奈美恵、ブルーノ・マーズ、Mr.Children、鉄拳ミューズを押さえて、EXILEの「24karats TRIBE OF GOLD」が選ばれた。EXILEは今年はツアーの都合でイベントには参加できなかったが、同曲をノーカットでビデオ上映する形で参加した。EXILEは去年に続いて連続受賞であり、今年で通算5回目のビデオ・オブ・ザ・イヤー受賞となった。

きゃりーぱみゅぱみゅは「ファッションモンスター」でテイラー・スウィフトを押さえて最優秀ポップビデオ賞と最優秀カラオケソング賞をダブル受賞し、イベントで初めて大役のトリを務めた。「にんじゃりばんばん」のパフォーマンスでは約6000人のオーディエンスがミュージックに合わせて手を叩き、この授賞式イベントを華やかに締めくくった。

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