佐々木心音『フィギュアなあなた』初日舞台挨拶に大胆なシースルーの衣装で登場
6月15日(土)、池袋シネマ・ロサにて『フィギュアなあなた』の初日舞台挨拶が行われ、柄本佑、佐々木心音、石井隆監督、間宮夕貴、風間ルミ、桜木梨奈が登壇した。本作で全編へアヌードの演技に挑んだ佐々木心音は、舞台挨拶でも大切なところを隠しただけのほとんどフルヌードに近い大胆なシースルーの衣装で登場し、会場を沸かせた。
『フィギュアなあなた』は、『ヌードの夜』、『GONIN』など独特な世界で映画ファンをひきつける鬼才・石井隆監督の最新作。愛(エロス)と死(タナトス)の狭間で描くファンタジックなエロティック・ワールドが広がっている。
柄本は、本作に出られたことについて、「もともと僕は監督の大ファンでありまして、今回お話を頂いても、すぐに出してくださいと言いました。石井監督といえば、オープニングに出るクレジットがちょっと斜めになってる。あれで俺の名前が斜めになってるのを見て、”うわぁ、俺でちゃったよ。やべえ”って思った。光栄というか、本当に嬉しいんです。とってもすてきな現場で楽しかった思い出しかないですね」と嬉々として語っていた。
佐々木は、「本日は本当にみなさんありがとうございます。こんなステージに私が立てるなんて、不思議な感じが今でもしてるのですが、幸せです。なぜか今日は、ほぼ全編服を着てない状態で出てる映画なのですが、そんな映画にも関わらず小学校の運動会と同じくらい親戚が集まっているという、そんな血を受け継いでいることを幸せに思います」と言って笑いを誘っていた。
ベッドシーンも本作の見せ場であるが、撮影には色々苦労もあった様子。佐々木は「蛍光灯の下で、監督に”ここでちょっとベッドシーンの練習をしようか”と急に言われて、二人でどぎまぎどぎまぎした」と回想。柄本は「急に監督が来て練習をさせられたんですよ。"ベッドシーンが淡白だから、もうちょっと艶(なまめ)かしくやろう"っつって。現場は照明とかで石井監督のワールドになってるので良いんですけど、普通の台所みたいなところで、布を敷いてこの上で練習しろと言われて、あれは恥ずかしかった」と振り返っていた。
加えて柄本は「お乳をなめるシーンをド正面からいったら、監督に”佑くんの頭はあまり見たくないから、心音くんのお乳が映るようにしてくれ”と言われて、今までロマンポルノだったりピンク映画は比較的見たりしていたので、あの感じだと思って、斜めに入っていくように、カメラを意識しながらお芝居するのは初めてだったので、楽しかったです」とコメントしていた。こうして艶かしい映像ができあがったわけだが、映画の中で見られるあの汗は全部本物だという。
今最もエロいボディと評価されながらも、「ネクスト壇蜜」と言われるなど、なにかと壇蜜に比べられることが多い佐々木。この日は「檀蜜に対抗してパンツを脱げと言われてたらしいんですけど、今日は貼っててちょっと脱げないのが残念です」と対抗意識をむき出しにしていたが、マスコミカメラマンに「ひざをついてもらえますか」とリクエストされてから突然スイッチが入り、エロいポーズをいろいろと見せてイベントを大いに盛り上げてくれた。
『フィギュアなあなた』は現在公開中。