『FRINGE/フリンジ』完結。主演のアナ・トーヴが初来日
6月5日（水）、六本木ヒルズにて、『FRINGE/フリンジ＜ファイナル・シーズン＞』のブルーレイ&DVDリリース記念来日プレミア試写会が行われ、主演女優のアナ・トーヴが出席した。
『FRINGE/フリンジ』は、J・J・エイブラムス（『スター・トレック』）が製作総指揮を務める科学サスペンスドラマで、2008年9月に放送を開始。2013年1月に第100話の放送をもって完結した。日本でも多くの「フリンジ中毒者」が生まれ、J・J・エイブラムスがライブに行くほどファンだというAKB48の渡辺麻友、柏木由紀がハマってることも話題を呼んだ。このテレビシリーズのファイナル・シーズンのブルーレイ&DVDボックスが発売中で、同時にこれまでの全100話をおさめた22枚組ブルーレイも発売中。今回のイベントはそれを記念して、主演女優のアナ・トーヴが直々にファンの前に登場して挨拶した。
アナは、オーディションで呼ばれたときのことを話し「ちょうどそのとき『スター・トレック』の撮影中で、私はパラマウントスタジオのエンタープライズ号の中で初めてJ・Jに会ったの」と振り返った。司会から「もしかしたら『スター・トレック』にも出られるんじゃないのかと思わなかったですか？」と質問され、「いいえ。私は『フリンジ』に出られるというだけで本当に嬉しかったです」と答えていた。
100話で完結したが、これについては「5年間、ずっと演じてきたオリビアと別れるのは寂しいけれど、これが最後になると知った上で仕事に取り組んだので悔いはないです。納得のいく内容になっていると思います。夢オチにはなっていませんよ」と笑顔で話していた。
『フリンジ』はパラレルワールドの中でストーリーが展開していく。向こう側とこちら側では歴史も大きく違っている。向こう側の世界では『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の主役はエリック・ストルツになっていたり、向こう側の世界ではジョン・F・ケネディは暗殺されておらず、84歳まで政界で活躍していたりする。そんな中、アナ・トーヴは一人で二つの性格の役を演じている。
イベントには、モデルのすみれが花束ゲストとして登場したが、「撮影中はウィッグを使っていたのですか？」と興味津々で質問していた。アナは「髪の毛を染めたり脱色したりすることはできないので、普通用とスタント用の二つのウィッグを使っていましたよ」と返答していた。
