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『爆心 長崎の空』北乃きい、小柳ゆきの歌に感動

『爆心 長崎の空』の完成披露試写会が、5月14日(火)に新橋で行われ、北乃きい、稲森いずみ、柳楽優弥、宮下順子、日向寺太郎監督、主題歌の小柳ゆきが登壇した。

原作者は長崎原爆資料館館長の青来有一。監督は『火垂るの墓』の日向寺太郎。6つの作品からなる連作短編小説をもとに、母を亡くした子と、子を亡くした母の二人の物語を1本の糸を紡ぐように構成。長崎に暮らす現代の人々を描いた感動の作品である。

タイトルからも想像できるように、舞台挨拶も厳かに行われるだろう、と思っていたら・・・、これを明るく盛り上げてくれたのが司会の襟川クロだった。日向寺監督が登壇すると、襟川はすかさず日向寺監督の衣装について「今日の日向寺監督はいつもと違いますね! オシャレに決めてきてますね!」などといじって観客を笑わせ、そこから和やかな雰囲気の中で舞台挨拶は進行していった。

宮下は「稲森いずみさんと池脇千鶴さんの母親役の宮下です。綺麗な稲森さんと池脇さんだから、その母親役には綺麗な私が選ばれたのだと思います」と挨拶。襟川は「その通りです!!」と一声かけ、息もぴったりで、会場は笑いに包まれた。さらに、柳楽がうっかりストーリーのネタバレをしてしまい、北乃も思わず吹き出し、笑いが止まらなくなった。

舞台挨拶の後半では、歌手の小柳ゆきが登場し、主題歌の「ひまわり」をライブ披露した。「映画館で歌ったのは初めてですごく緊張しました」と謙虚に語る小柳だったが、舞台裏で聞いていた北乃は生歌が聞けてニコニコ笑顔でご機嫌だったが、「私もこっち側の客席で見たかったです!」と悔しがっていた。

北乃きいが「まるでノンフィクションの映画を見てるよう」といった『爆心 長崎の空』は、7月20日(土)から公開される。

2013年5月19日 23時19分

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