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『ナルニア国物語』さらに男前になったベン・バーンズが来日

2月13日(日)有楽町にて、『ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島』のジャパンプレミアが行われ、英女優ジョージー・ヘンリー(15)と、英俳優ベン・バーンズ(29)が舞台挨拶に立った。また、日本人応援サポーターとしてDAIGO(32)が参加して「半端ないっすね」といつもの調子でイベントを盛り上げ、日本語吹き替え版で声を当てた大地真央(55)、尾上菊之助(33)、野津友那乃(11)も登壇した。

『ナルニア国物語』は、英国の作家C.S.ルイスの同名の人気ファンタジー小説を米国で映画化したシリーズ。『アスラン王と魔法の島』は前作から3年ぶりの新作となる。主役をそれまでの4兄妹から大胆にメンバーチェンジし、長男長女が抜ける代わりに、いじわるな従兄弟(ウィル・ポールター)が新主役として参加。監督も米国アカデミー賞でも目覚しい成績を残している英国の巨匠マイケル・アプテッドに交替した。映画会社もディズニーから20世紀フォックスに変わって、シリーズ初の3D映画化となった。

あらゆる面で刷新された『ナルニア国物語』だが、これまでのシリーズを作ってきたスタッフをぎゃふんと言わせようとする新ナルニア組の意気込みが場面から伝わって来て、公開前からなかなか批評家受けも良いようだ。大地は「今までの作品で一番良かったです。原作で一番この章が売れているのも納得です」とコメント。白いワイシャツにネクタイ、ベストというエレガントな紳士スタイルで登場したベンも「第3章にはドラゴンも人魚も出てくる。それから魔法の剣。沢山の幻想的なクリーチャーが出てくるから一番好きだ」と語り、本作をこれまでの最高傑作だと紹介していた。

思えばベンが前作で初登場したとき、こんなにかっこいい俳優がいたのかと、よくぞ見つけて来たと誰もが感心したものである。まるで1作目からメインキャストであったかのような存在感で、公開時は数えきれないほどの雑誌の表紙をベンが飾って、一躍アイドル視されていたものだが、あれから3年経って、髭をたくわえ、さらに男前に磨きがかかった様子。集まった女性ファンもベンを間近に見て「かっこいい!」と悶絶していた。

DAIGOはこういうイベントはかなり慣れたもので、「完全にナルニアってます」とエンジン全開。「声優、僕もチャレンジさせてもらったこともあるんでぇ(詳細はこちら)。なんかホントちょこっとでもいいんで、ぜひナルニアのファミリーに入れていただければと思います」とどさくさ紛れに次回作の出演交渉までしていた。

この翌日がちょうどバレンタインデーということで、大地からベンへ、尾上からジョージーへ特製チョコレートが贈られた。ジョージーは綺麗な白い歯を見せて目をキラキラ輝かせ、「とってもラブリー! 栄養もありそう。早く食べたい!」と大はしゃぎ。15才の女の子らしいその笑顔に会場も和やかな雰囲気に包まれていた。

ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島』は、2011年2月25日(金)から、3D版と2D版、吹替版と字幕版で、TOHOシネマズ日劇ほかにて全国拡大公開。(文・澤田英繁)

2011年2月14日 04時07分

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