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へっぽこ部員たちが全国大会を目指す実話『ソフトボーイ』永山絢斗ら若手ナインが舞台挨拶に登場

4月22日(木)、渋谷にて、『ソフトボーイ』の完成披露試写会が行われ、永山絢斗(21)、賀来賢人(20)、波瑠(18)、加治将樹(22)、中村織央(24)、斎藤嘉樹(19)、西洋亮(21)、加藤諒(20)、松島庄汰(19)、タイラー(28)、豊島圭介監督(39)が舞台挨拶に立ち、北陽の虻川美穂子(35)と伊藤さおり(36)が応援に駆けつけた。

『ソフトボーイ』は、佐賀に実在する高校を舞台に描いた実話ベースの物語。佐賀には男子ソフトボール部が1校もないことから、「てことは、部さえ作れば全国大会行けちゃう!? これで俺たちヒーローばい!!」とキャッチボールもできない経験ゼロのへっぽこソフトボール部が誕生するが・・・。若い頃に誰もが本気になった瞬間というものはある。この映画では部員たちの青春を通してその瞬間が描かれる。『ゴールデンスランバー』、『てぃだかんかん』の林民夫が脚本を担当。佐賀を舞台にしたご当地映画は珍しく、佐賀芸人のはなわも出演して佐賀ムードを盛り上げているのも見どころ。豊島監督は「笑って泣けて最後にぐっとくる王道の青春映画ができた」と自信を見せている。

ナインが全員集結したこの日の舞台挨拶では、終始黄色い歓声がなりやまなかった。永山は本作が初主演作。「本当にこれが僕の初主演だと胸を張って言えます」と挨拶すると客席のあちらこちらから「声がかっこいい!」と飛び交っていた。ヒロインの波瑠は、客席からの「かわいい!」の声に照れながら、「本当にみんなかっこよかったです。一生懸命体を張っていて、キラキラしていました」とナインを讃えた。共演の賀来は「クランクイン前からみんな仲が良くてチームができあがっていた。夏、芝居をしてぶつかりあいながら、熱い作品になった。絶対面白いので楽しんで」と呼びかけ、会場をひとつにしていた。

ゲストの北陽は、高校時代にソフトボール部で知り合ったお笑いコンビ。伊藤、虻川が相次いで結婚、婚約し、今最もホットな話題を振りまいているところだ。虻川は「ソフトボールを一生懸命やっていた私たちからすると、いきなり全国大会に行こうってのは本当に動機が不純なんですよ(会場笑)。でも見終わった後はスカッとしました」と作品の感想を語り、「よくぞここまで揃えたな」と個性派揃いのキャスト陣を褒めちぎっていた。伊藤は「自分たちがチームメイトになってる感じでみちゃいました。私たちも絆があったから結婚できたので、皆様も絆があれば大ヒット間違いなしです」とエールを送っていた。

ソフトボーイ』は、東映の配給で、6月19日から公開。(文・澤田英繁)

2010年4月26日 07時45分

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