中村優一とオシリーナ、久しぶりに帰って来た『超電王3』撮影現場にしみじみ
3月19日(金)、丸の内にて、『仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超・電王トリロジー』の発表会見が行われ、中村優一(22)、松本若菜(26)、桜田通(18)、戸谷公人(19)、古川雄大(22)、秋山莉奈(24)、金田治監督(60)、舞原賢三監督(48)、柴崎貴行監督(32)、白倉伸一郎プロデューサー(44)、東映常務取締役テレビ営業部門担当鈴木武幸(65)が登壇した。
『仮面ライダー電王』は、2007年に放送を開始。電車に乗るライダーとして人気を博し、放送終了後も劇場版が多数製作され、これまでにシリーズ4作が公開された。東映は、この人気を受けて、『仮面ライダー電王』に登場する人気キャラクターを主役とした3つのスピンオフ作品を同時製作し、2週おきに公開する前代未聞の試みに挑戦する。それぞれキャストと監督が異なり、イメージカラーも赤・青・黄と分けて特色を出し、タイトルもスタート(始)・ニュートラル(中間)・エンド(終)と役名の語呂合わせとなる。
仮面ライダーゼロノスを演じる中村は「ずっとゼロノスのスピンオフをやりたいと思っていて、ようやく映画化された。夢は願っていれば叶うと本当に思いました」と感無量の様子。共演の松本は「テレビでは描かれなかった二人の純粋なラブ・ストーリーが描かれています」と話していた。ジャパンアクションエンタープライズの金田監督も最初は二人のラブストーリーを描くことに戸惑いもあったようだが、今回は核心部分にも迫ったという。
中村は「久しぶりに現場に来て、監督に会えたこと、スーツアクター、カメラマン、みんなとも再会できて心温まる感じだった」としみじみ語っていたが、他の出演者にとってもこの気持ちは同じようで、シリーズ全作に出演するオシリーナこと秋山は「久しぶりに実家に帰る気分でした。親戚との再会という感覚で、子役の背が伸びて私に追い付いていて、親心を感じました」と話していた。しかし松本は気の置けないスタッフから「老けたね」と言われ、少しショックだった様子だ。
フォトセッションでは、仮面ライダー電王が秋山をお姫様抱っこして撮影に挑んだ。秋山は照れながらも「3作とも心が洗われる作品です。家族で見てキズナを深めてもらいたいので、ぜひ記事を大きく載せて下さい!」と堂々とPRした。
中村優一主演『仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超・電王トリロジー EPISODE RED ゼロのスタートウィンクル』は5月22日から、桜田通主演『仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超・電王トリロジー EPISODE BLUE 派遣イマジンはNEWトラル』は6月5日から、戸谷公人主演『仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超・電王トリロジー EPISODE YELLOW お宝 DE エンド・パイレーツ』は6月19日から公開。