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川島海荷15歳『携帯彼氏』で初主演

10月25日(土)、新宿にて『携帯彼氏』が公開され、出演の川島海荷(15)、朝倉あき(18)、石黒英雄(20)、監督の船曳真珠(27)が初日舞台挨拶を行った。

『携帯彼氏』はタイトルから恋愛映画を想像しがちだが、そうかと思いきや、はらはらどきどきのサスペンス映画になっている。女性監督の船曳が携帯小説を元に映画化した。

劇中衣装で登場した川島は「もうこの制服を着られないと思うと寂しいですね。最初これを着たときは衝撃的で、今の女子高生はこんなに短いスカートを着るんだと思いました。撮影したのは3月で、肌寒かったです」とコメント。カルピスウォーターのCMなどで、現在人気急上昇中。雑誌の表紙を飾るなど、知名度もぐんぐん上がっているところ。終始緊張した様子はなく、「原作もすごい好きな作品で、まさか自分ができるとは。いいプレッシャーだったと思います」と挨拶し、15歳とは思えないしっかりしたトークで観客を魅了していた。

朝倉は「年の差があって、お姉さんらしくしなきゃいけないかなと思ったけど、いっぱい話せて楽しかったです。怖がったり悲鳴をあげたり、演じているうちにだんだん気持ちが暗くなっていく役でしたが、海荷ちゃんと話していると現場が明るくなりました。彼女の明るさには助けられました」とコメント。その横で川島は「照れますね」と微笑んでいた。

男一人の石黒は「初めて女性の監督さんとやらせていただきました。すごく男臭くない現場にびっくりしまして、不安だったんですけど、監督自ら気さくに話しかけてくれて芝居をやりやすい雰囲気にしてくれたので安心して撮影ができました。川島さんは女性の面を持ちつつ、男ぽい野心とかガッツとかをもっていたので、見習うところはありました。本当にしっかりしていて素晴らしいと思います」とひたすら川島を立てていた。

『携帯彼氏』は、10月24日より、GONZO・シナジーの配給で、新宿ピカデリーほか全国ロードショー中。

2009年10月24日 21時49分

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