『G.I.ジョー』びしょ濡れのレッドカーペットにイ・ビョンホンら登場
7月27日(月)、豊洲にて、『G.I.ジョー』のジャパンプレミアが行われ、監督のスティーブン・ソマーズ(47)、出演のチャニング・テイタム(29)、シエナ・ミラー(27)、イ・ビョンホン(39)、マーロン・ウェイアンズ(37)、レイチェル・ニコルズ(29)、プロデューサーのロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラが登場した。
この日は、夜7時からの開催だったが、4時過ぎた頃からあいにくの雨に。会場には朝8時から並んで待っているファンも大勢いたが、6時頃になるとさらに本格的に降ってきて中止が危ぶまれたが、ファンの思いが天に通じたのか、開始10分前になって突然雨がやみ、嘘みたいに雲がひいて、空がオレンジ色に染まった。報道陣はたった10分でスタンバイし、予定時間通りにセレモニーは開催された。
レッドカーペットは雨を大量に含んでぐしょぐしょだったが、ゲストたちは終始笑顔でファンサービスを楽しんだ。チャニング・テイタムは妻で女優のジェナ・ディーワンを連れてレッドカーペットを歩いた。2人は新婚ほやほや。ジェナ・ディーワン単独でのフォトコールもあった。
シエナ・ミラーはファッションデザイナーの姉サヴァンナと一緒にフォトコールに応えた。キラキラと輝くドレスを着ていたシエナ・ミラーは遠くから見てもひときわ注目を集めていたが、レッドカーペットの上では割と謙虚に振る舞っていた。一方、背中全開、お尻まで見えちゃいそうな真っ赤なドレスで登場したレイチェル・ニコルズは盛んに投げキッスしてアピールし、シエナの人気を圧倒するような大胆な振る舞いであった。
一番の人気はやっぱりこの人、イ・ビョンホン。本作でハリウッド映画に初進出を遂げたビョンホンは、「皆さん、こんばんは。イ・ビョンホンです」と、イントネーションも完璧な日本語で挨拶。口元に白い歯がのぞくそのキラースマイルに訪れた女性ファンたちは大感激。最後まで黄色い声援が鳴り止まなかった。
『G.I.ジョー』は世界中で古くから愛されてきたフィギュア玩具をモチーフに映像化したアクション映画。あらゆる身体能力を飛躍的に強化するハイパー・スーツに身を包んだ最強の国際機密部隊G.I.ジョーが、陸・海・空、世界各地を舞台に悪の組織コブラと熾烈な戦いを繰り広げる。ロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラは『トランスフォーマー』を手がけたプロデューサーで、玩具商品の映像化には定評がある。8月7日(金)から日米同時ロードショー。